地域の神社紹介

稲荷神社

狐塚

 狐塚は、稲荷信仰に通じるものと誤解されがちでありますが、その起源はもっと素朴で、地域の“境界”を守るための民間信仰からだそうです。狐は夜行性で、人の見えないところを行き交うことから、この世とあの世の境界を知らせる存在とされ、田畑を荒らす害獣を追い払い、作物の実りを守ると信じられてきました。また、狐は火の神・カグツチとも結びつけられ、“火事から村を守る霊獣”として祀られることがあったそうです。狐塚は村人が祈りを捧げていた“原初の聖地”であったわけです。稲荷信仰が広まり、狐塚に稲荷が祀られるようになったようです。

狐塚 祠

白狐(びゃっこ/はくこ)

子の神社

子の神社とイチョウ

 子の神社境内には、5本の大イチョウがあり秋にはたくさんの銀杏を付けます。落葉の時期にはご近所の氏子さんがお掃除をなさっていただき、総代会のメンバーも総員参加で落ち葉、銀杏の清掃をして、境内を清めています。

 同じ敷地内には妙見八幡、稲荷神社の神輿蔵とちょっとした広さの広場もあり、「下総中山で楽しもう実行委員会」主催の『おぐり朝市』が開催され、小栗原稲荷神社が目指す地域社会のシンボル的な場所となっています。

妙見八幡

 妙見八幡(みょうけんはちまん)『妙見さん』と愛称で親しまれている神社です。主に長寿や災難除け、眼病の神様として信仰されています。

 『妙見さん』は、インドで発祥した菩薩信仰が、中国で道教の北極星・北斗七星信仰と習合した妙見信仰の神様で、「妙見菩薩」と称されています。「妙見」とは「優れた視力」の意で、善悪や真理をよく見通す者ということだそうです。

 妙見八幡は、下総の豪族の千葉一族日蓮宗との係わりがある神社です。千葉氏は妙見菩薩を一族の守護神として崇拝し、日蓮もこの信仰を重んじました。とくに、この本中山地区は千葉一族の支城の小栗原城址があり、日蓮宗大本山の中山法華経寺の門前町として栄えてきた地域です。

 社号に「八幡」を冠しているのは?

〇千葉氏が祖先平良文(たいら の よしふみ)とともに祀る平将門(たいらのまさかど)が、八幡大菩薩を奉じていたためか・・・・・・?

〇千葉氏が鎌倉幕府の有力な御家人であたため、八幡大菩薩を守護神として崇敬したためか・・・・・・?

日蓮上人の受難のおり、千葉氏の被官が八幡荘に迎え入れ保護したことからか・・・・・・・?

妙法連華経の石碑

 妙法蓮華経(みょうほうれんげきょう)は、大乗仏教(密教も含まれる)の代表的な経典で、この略称が「法華経(ほけきょう、ほっけきょう)」です。日蓮上人は、妙法蓮華経(法華経)を釈迦の本懐にして最高無上として、題目(南無妙法蓮華経)に経典の表題を唱えることが、最高経典の「妙法蓮華経(法華経)に帰依する」の意であると重視しています。

 

大宮権現

 妙円寺境内で徳川家康をお祀りしている神社です。江戸幕府初代将軍・徳川家康(1543~1616)は、没後に「東照大権現」として神格化されました。これは、家康が仏の化身として現れ、国家と民を守護する偉大な神であることを示す称号です。国家や地域の守護、学業成就、商売繁盛などのご利益を信じられています。

大宮権現と妙円寺

 大宮権現にお参りの際は、妙円寺山門より入り、本殿にてお参り後、右手の小道を通り大宮権現鳥居前に出ます。どうぞ遠慮なくご参拝ください。

妙円寺住職が丹精込めた境内

 妙円寺ご住職が丹精込めた境内は、季節折々の草木が競い合うように目を楽しませてくれます。是非、お参りがてらご鑑賞ください。

 写真は木瓜(ボケ)の花です。色とりどりな花が見事です。千葉街道に面していますが、つい足を止めて見入ってしまいます。

天満宮

 天満宮は「天神(てんじん)」「天神さま」「天神さん」とも呼ばれています。祭神の菅原道真は、学問の才能に秀でていたことから学問の神様として崇められております。

 菅原道真は、忠臣として名高く宇多天皇に重用されて、醍醐朝では右大臣にまで上り詰めましたが、これを快く思わむ者に貶められて太宰府に左遷されてしまいます。道真は都に戻ること叶わず、太宰府にて命を落としますが、それ以降都で次々と不審なことが起こります。清涼殿に雷が落ち、道真の左遷にかかわった者におおくの死傷者が出たことで、道真の怨霊が原因だと考え、怨霊をおさめるために道真を神として祀ることにしました。

 天神は元々は雷のことを指していましたが、道真が雷を落としたと恐れ、天神として祀るようになりました。

臥牛(がぎゅう)

 道真と牛には、道真が京都で子牛を可愛がっていた話、左遷の途中で刺客に襲われた際、牛が道真を守った話、道真の遺骸を運ぶ牛が途中で座り込んだ場所に墓が建てられた話、道真の生年・没年の丑年との縁といった伝説があります。

 天満宮では、牛は「神の使い(神使)」とされ、臥牛像は参拝者に親しまれ、頭を撫でると学問が向上するといったご利益があると信じられています。

飛梅(とびうめ)伝説

 菅原道真(天神様)は、生涯を通じて梅の花をこよなく愛したことで知られ//大宰府へ左遷される際、「東風吹かば 匂ひおこせよ梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」(梅の花よ、東から風が吹いたら香りを送っておくれ。主がいなくても春を忘れてはいけないよ)と詠み、自宅の庭の梅の木に別れを告げたといいます。庭の梅の木は道真公を慕い、一夜にして太宰府まで飛んで行きました。これが有名な「飛梅(とびうめ)伝説」です。

 今年も忘れずに実を付けました。

 

神輿倉

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大神輿

中神輿 子供神輿

 

太鼓山車