神祇令(じんぎりょう)は日本古来の神祇信仰をもとに、その体裁に関しては唐の祀令を参考にして整理したものと考えられる。神祇令は、『大宝律令』・『養老律令』に見られる編目の一つ。律令国家における国家祭祀の大綱を定めたもの。神祇令で規定された祭祀は古来の日本の神々を対象としたものであり、神祇令には大祓(おおはらえ、おおはらい)と大嘗祭(おおなめまつり)という祭祀儀礼の規定があるが、日本独自の祭祀である。祀令においては牛や豚、羊などの動物供儀が重視されているが、神祇令では動物犠牲は肉食禁忌に抵触するものとして避けられていた。これらの規定が神祇令の特徴と考えられる
