日本では異なる宗教が互いに排除せず共存する形で信仰が広まりました。小栗原稲荷神社の境内にも、日本の神の「宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)」、仏教の神の「荼枳尼天(だきにてん)」(ヒンドゥー教の神様)、日蓮宗の神様の「七面大明神(しちめんだいみょうじん)」の3人の女神が祀られています。さらに、地域の“境界”を守る霊獣として狐を祀った狐塚もあります。
稲荷神は五穀豊穣を司る神ですが、江戸時代に入って稲荷が商売の神として、大衆の人気を集めるようになりました。この頃から稲荷神社の数が急激に増え、流行神(はやりがみ)と呼ばれる時もあったそうです。
一方、富士山そのものをご神体とする浅間信仰や、中将姫(ちゅうじょうひめ)や紫姑神(しこしん)など伝説の人物も信仰の対象として崇敬されてきました。時代とともに人々の祈願も増え、それに答えるよに神様も頑張ってこられたのでしょう。
たくさんの神様を歴史の中で感じ、身近な存在として神社にお参りしていただければうれしいです。まずは、地域の神様を知ってみましょう。
