役行者(えんのぎょうじゃ)役 小角(えんの おづぬ / えんの おづの / えんの おつの)は呪術に優れ、神仏調和を唱え、山岳修行を行い、修験道の基礎を築きました。
役行者(えんのぎょうじゃ)の伝説:役行者は、鬼神を使役できるほどの法力を持つ伝説の人でもあります。
ある時、葛木山と金峯山の間に石橋を架けようと思い立ち、諸国の神々を動員してこれを実現しようとした。しかし、葛木山にいる神一言主は、自らの醜悪な姿を気にして夜間しか働かなかった。そこで役行者は一言主を神であるにもかかわらず、折檻して責め立てた。すると、それに耐えかねた一言主は、文武天皇に役行者が謀叛を企んでいると讒訴したため、役行者は彼の母親を人質にした朝廷によって捕縛され、伊豆大島へと流刑になった。こうして、架橋は沙汰やみになったという。流刑先の伊豆大島から、毎晩海上を歩いて富士山へと登っていったとも言われている。富士山麓の御殿場市にある青龍寺は役行者の建立といわれている。また同様に島を抜け出して熱海市の東部にあたる伊豆山で修行し、また伊豆山温泉の源泉である走り湯を発見したとされる。
