修験道(しゅげんどう)とは、古代日本において山岳信仰に仏教(密教)や道教(九字切り)等の要素が混ざりながら成立した、日本独自の宗教・信仰形態である。山へこもって厳しい修行を行うことで悟りを得ることを目標とする。仏教(密教)の一派として扱われて修験宗と表現されることもある。修験道の実践者を修験者または山伏という。
修験道の修行の場は、日本古来の山岳信仰の対象であった大峰山(奈良県)や白山(石川県)など、「霊山」とされた山々であった。中でも、熊野三山への信仰は、平安時代の中期から後期にかけて、天皇をはじめ多くの貴族たちの参詣を得て、隆盛を極めた。
